花輪ねぷたの由来・概要

花輪ねぷた
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花輪ねぷたは、毎年8月7日・8日に行われる藩政時代末期頃から花輪に伝わる七夕行事である。
行事の特色は、将棋の駒型をした10台の高さ5メートル余りある王将灯篭と、鼓面直径が2メートルある10台の大太鼓にあります。
王将灯篭の特徴は正面に『王将』の文字の大書、右側面に『七夕祭』の文字、左側面に『天の川』の文字、背面には勇壮な『武者絵』を描くのが伝統的なスタイルである。
花輪ねぷたの大太鼓は、牛皮の樽太鼓で、片方に2名づつ両面で4名が野球のバットほどある大撥を両手に持って打ち鳴らすものであり、一里四方に響きわたると言われている。伝承曲は『七夕』と『大の坂』がある。

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行事の最終日には、米代川に架かる稲村橋に整列し、いっせいに王将大灯篭に火を放ち、燃やして流す勇壮かつ幻想的なねむり流しは、今日では類例がなく、この民俗行事の重要な特徴であり、最大の見せ場となっている。

保存団体:花輪ばやし祭典委員会
代表者:阿部 義弘
所在地:〒018-5201
秋田県鹿角市花輪字中花輪29
TEL 0186-22-6088